豊中･沖縄兄弟都市提携４５周年記念式典

兄弟都市提携の事業の一環として１９７１年に豊中市より寄贈され、沖縄こどもの国に設置されている少年の像「合奏」の経年劣化が進んでいることを踏まえ、今年の８月に沖縄市を訪れ再整備を申し出て快諾を頂いたことは前回にお伝えした通りですが、この度、再整備の事業が滞りなく完了し装い新たな像のお披露目も兼ねた豊中・沖縄兄弟都市提携４５周年の記念式典が１１月２０日に開催されました。再整備の作業の様子から式典当日の様子までをお伝えしたいと思います。

改装前の少年の像「合奏」は、ご覧のとおり土台は青錆が落ちてきてシミになっている、銘板にもシミが出来て文字が見にくくなっているなど、経年による劣化が相当進んでおりました。

銅像、土台、銘板の塗りなおし、周辺の除草、そして兄弟都市提携にいたる経緯を記した説明板が新設され、見違えるようにきれいになりました。

改装の作業が終了し、装い新たな少年の像のお披露目を兼ねた豊中・沖縄兄弟都市提携 ４５周年記念式典が１１月２０日に現地で開催されました。除幕式のあとに今回の事業の主催者である私ども非営利活動法人とよなか おきなわ応援団を代表し白岩からの挨拶、会場である「沖縄こどもの国」園長の神里氏よりご挨拶頂き、豊中・沖縄 両市長のメッセージの紹介、大トリには沖縄本土復帰を控えた１９６０年代の終盤に地方の行政制度を学ぶために沖縄市（当時はコザ市）より豊中市へ職員を派遣した、通称「豊中学校」の第１期生だった幸地氏から当時のエピソードを交えた貴重なお話しを頂戴しました。

最後は、30名余りの参加者全員で記念撮影をして式典は無事終了し、今後の交流をより一層深めていくことを確認しました。