とよなか・おきなわ応援団が主催する豊中市・沖縄市兄弟都市提携50周年記念事業の第3弾『いちゃりばちょーでー音楽祭』が11月17日(日)に豊中市の庄内にある176BOXにて開催されました。
普段はプロレス会場として使われている施設を流用したユニークな音楽&映画祭です。(ステージにはプロレスのリングを使いました)
実行委員長の吉田氏の挨拶を経て、トップバッターは北摂を拠点に活動をされているヴァイオリニスト『まつおか のどか』さんの演奏、オリジナル曲や皆さんお馴染みの情熱大陸のテーマなどヴァイオリンの心地良い調べを奏でていただきました。
続いての登場は沖縄からのゲスト『本竹裕助』さん。沖縄民謡や沖縄に由来する曲を披露していただき、会場は一気に南国ムード。
(幕間では先日の記念式典でも上映されていた兄弟都市の歴史をまとめた映像の放映もあり)
会場内には、この日のために沖縄から出店してくださった『CENTER SOUND STORY』さん(沖縄市でショップのオリジナルブランドを中心に展開している服屋さんです)や、メインゲスト『紫』のグッズ販売コーナー
屋外では沖縄料理や沖縄のお菓子を販売する豊中市の『南国カフェバー チャタソ』さん、池田市の『八重山ソバきじむなー』さん、奈良市の『コザ タコス』さんが並ぶ飲食ブースが設けられ、来場者に沖縄を感じていただけるエリアとなっていました。
会場に戻るとプログラムも終盤となり、戦後間もないコザの街を舞台にした桐谷健太主演の映画『ミラクルシティ コザ』が、平一絋監督のビデオメッセージに続いて上映されていました。
映画が終わると、今回のイベントの名誉実行委員長に就いて頂いた豊中市の長内市長のご挨拶があり、いよいよ大トリ、50 年前の沖縄コザを知る伝説のロックバンド『紫』の登場です。
じつは『紫』のデビューの舞台は万博公園なのだそうです。大阪の地は思い出の場所でもあり、その大阪で11年ぶりライブとあってメンバーの皆さんも感慨深げでした。
今回の観客は、遠くの会場にも足を運ぶオールドファンから、初めてライブを見たという方まで、様々でしたが皆一体となって大盛り上がりでした。
途中機材のトラブル等があり、終幕が予定よりかなり遅くなってしまったにもかかわらず、皆さんがとても満足そうな笑顔で会場を後にされていたのが印象的でした。